何気なく,ボッテシーニの協奏曲第1番を聞いてるんですが
この曲ってひょっとしたら有名な第2番より
完成度が高いのではないかという疑問が沸いた。
以下,浅学ゆえ戯言。
実は最近、ボッテシーニの2番の楽曲分析を
暇ならやって、
無理やりソナタ形式的を当てはめようなんて思ったんだが
「イタリアはドイツ,ウィーンと曲の構成が違うんだよな
主題と変奏形式のほうがポピュラーだったから
そんなことしたって無駄無駄」
なんて思っていた。
そんなところで、今日、ボッテシーニの第1番を聴いたら
1番のほうが形式的に圧倒的に優れてやいないか?
という疑問に至った。
クーセヴィツキーの協奏曲は単一楽章的だし、
そうなると形式的に美しいロマン派の協奏曲は
盲点ながらボッテシーニの1番なのではないだろうか。
そうなると実はこの曲、意外に名曲なのではないか。
大体,コントラバス協奏曲の楽曲解説のようなものって
あまり見たことない気がする。
(少なくとも日本語では 笑
少なくとも私のようなアマチュアの目が届く範囲には 笑)
「ボッテシーニはコントラバスのパガニーニと呼ばれていました」
「クーセヴィツキーはボストン交響楽団の発展に尽くしました」
そういう解説はもういいから
以下まとまらない戯言
ボッテシーニの第1協奏曲というと第三楽章が快速な
フルトーク盤が有名でアクロバティックな面白さがあるが
案外1楽章に鍵があるかもしれない。
案外、求められた協奏曲は身近にあったということか。
ちなみに現在ボッテシーニのコントラバス協奏曲第1番の所有数は
数えてみたら6枚でした。
ちょっと(ちゃんと??)聞き込んでみるか。
追伸
Edicson Ruizが
ディッタースドルフの2番をウィーン調弦で録音したCDゲット!
そのうち書こうかな。