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今年も終わってしまった・・・
OOO年を振り返るもこれで4回目ですから、
このブログも大分、長続きしているものだ。
(相変わらず、アンダーグラウンドですが)
今年の振り返りをだらだら書く。
今年は総括すると、大分安定していましたねぇ、
もうちょい飛躍したいのですが、まぁ、幸せな部類だと思います。
ま、うれしい話から。
宝くじで3000円当たりました!!!初めてです!
元をとっただけといわれても幸せですね。
おいしいものを食べようと思います。
500万あたったら5弦ベース買う予定でしたがまぁ、しゃあないね。
今年も音楽面に限って総括する。
こなした演奏会は5回。本当は6回のはずだったのだが
1回仕事で出られなくなってしまった。
さらに1回トラで誘われたのだが日程があわなかった。
うーん、もうちょい、たくさんでたかったなぁ。
5回しか演奏会に出なかった割に、
マイスタージンガーは2回もやった。
ハチャトゥリアンの仮面舞踏会のワルツも2回弾いた。
今年は弾いたことある曲ばかりで新世界もシュエラザードも革命も悲愴も
やったことがありました。
そんな中、
上手に弾けたと思う曲はラフマのP協2番とカレリア組曲
上手に弾けなかった曲は「グレート」!!
あとはま、それなりに グレートはもう少し鍛錬が必要なようです。
さて、今年もガンガンオーケストラを聴きました。
独身貴族の特権です。
正直、国内のオーケストラばかり聴いていたのだけど
まぁ、それはそれでいいかなと
よくよく考えると、自分はオーケストラを生で聞くという「雰囲気」が好きだということに気がついた。
チケットを探すときも楽しいし、
開演前、プログラム読んだり、休憩にコーヒー飲んだり・・・
まぁ、それでいて名演なら文句ないけど、
何万も払って聞くよりは、ハズレを覚悟してでもたくさん聞きたいと思いう。
(もちろん安くてもいい演奏、高くてもロクデナシはいくらでもありますが・・・)
今年初めてやって楽しかったのが「オーケストラのはしご」
土曜はマチネとソワレがあるので
はしごができるということに気がついた。
はじめは集中できないかと思ったけど、全くそんなことなかったです。
何度聞いても楽しいものだ。
どうせ上京するなら、はしごしたいものである。
来年の2月も新日フィルとN響をはしごします!!!
さて、今年の演奏を振り返る。
星は5個満点ということでいやらしいアマチュアらしく批評する。(笑)
けど、わりあい甘口です。私は聞けるだけでも大分うれしいから。
2月
NHK交響楽団 NHKホール
指揮 カルロ・リッツィ
チェロ ミクローシュ・ペレーニ
ドヴォルザーク チェロ協奏曲
ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」
★★★★
新世界は何度聴いてもいいですね
ドヴォコンよかったがオケがソロと会わなかったのが残念。
読売日本交響楽団 東京芸術劇場
指揮 ヴァシリー・シナイスキー
チェロ タチアナ・ヴァシリエヴァ
デュカス 交響詩「魔法使いの弟子」
サン・サーンス チェロ協奏曲第1番
ベルリオーズ 幻想交響曲
東京交響楽団 サントリーホール
指揮 飯森範親
ピアノ 岡田博美
シューベルト イタリア風序曲第2番
リスト 死の舞踏
マーラー 交響曲第7番「夜の歌」
これがはしごした演奏会です。幻想とマーラーはしんどいかと思ったけど
ぜんぜん飽きなかった。
★★★
読響の幻想はとても上手だったけど、
幻想はよく知ってる曲だったので期待値が高かったのかもしれない。
サンサーンスは棒弾きできれいだとは思ったが
なにも感じなかった。
★★★★
マーラーははずれがないと思う。
1楽章でシンバルを落とすというシーンを見てしまった。
大音量のシーンだったのでよかったよかった。
静かなところだったら頭きたべな。
マーラーがあるプログラムなのに前半も充実していた。
特に岡田氏のリストは本当に素晴らしかった。
2時間半ぐらいのプロでした。
3月
ウィーン放送交響楽団 茨城県民文化センター
指揮 ドミトリ・キタエンコ
ウェーバー 「オベロン」序曲
ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」
ブラームス 交響曲第1番
★★★★★
わが県にキタエンコがきたのである!!
しかも力押しせず、きれいにオーケストラがなっていた。
運命の4楽章も本当にきれいだった。
ブラ1は本当に素晴らしい演奏でした。
日本フィルハーモニー管弦楽団 みなとみらい横浜
指揮 山下一史
ヴァイオリン 米元響子
ウェーバー 「魔弾の射手」序曲
ショーソン 詩曲
サン・サーンス ワルツ・キャプリス
シューマン 交響曲第3番「ライン」
★★
席もよくなかったけれど、イマイチでした。
もともとシューマン嫌いだし。けど、山下氏はよかったと思う
米元響子に頭きた。
あれは完璧棒引でしょ?
なんにも感銘を受けませんでした。早く終わればいいのにって
ずっーと思ってました。拍手をしたくない演奏ってあんまないけど、
これに関してはしたくない気分。
ショーソンが上手に弾けないのを次のサンサーンスの技巧で
ごまかしてる感じがしてなぁ・・・
二度と米元響子は聞きません。
7月
東京フィルハーモニー管弦楽団 ミューザ川崎
指揮 チョン・ミョンフン
ブラームス 交響曲第1番
ブラームス 交響曲第2番
読売日本交響楽団 ミューザ川崎
指揮 下野竜也
ワーグナー 「ニュルンベルグのマイスタージンガー」第3幕への前奏曲
ワーグナー 「タンホイザー」序曲
ワーグナー ジークフリート牧歌
ワーグナー ジークフリートの死と葬送行進曲
ワーグナー 「ニュルンベルグのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
ワーグナー ワルキューレの騎行
これはミューザ川崎の近くにホテルを取って
2日連続で演奏会を聞くという豪遊していた。
★★★★
ブラ1は練習不足感があったけれど、
ブラ2は感動しました。
★★★
ワーグナーってあんまり知らないんだってことに気がつきました。
オペラとか聴かないからだな。
マイスタージンガーではくっきり各パートが聞こえて
下野氏ってすごいなと思った。
短いコンサートの割りに大編成で満足満足。
9月
読売日本交響楽団 サントリーホール
指揮 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」
ショスタコーヴィチ 交響曲第10番「1905年」
★★★★★★
★を6個つけるぐらいの名演。今年のNo1!!
私はショスタコ大好きで、レニングラードフィルの同曲のCDを
よく聞いていたが、それとは違う切り口で
たくさん曲の魅力を発見できました。
前半のジュピターも名演。
モーツァルトって大概寝ることが多いけれど、
そんなのとは無縁の名演でした。
繰り返しもやってたけど本当に面白かった。
10月
インチョン・フィル・ハーモニック管弦楽団 東京オペラシティ
指揮 チェン・ゾウファン
ヴァイオリン シン・アラー
オルガン キム・チソン
夏田鐘甲 オーケストラのための幻想曲
メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲
サン・サーンス 交響曲第3番「オルガンつき」
★★
雑な演奏でした。オルガンつきも雑で感動できなかった。
大味なオケでした。メンコンはそれなりに楽しかったかな。
11月
仙台フィルハーモニー管弦楽団 仙台市青年文化センター
指揮 レオシュ・スワロフスキー
ヴァイオリン 松山冴花
ドヴォルザーク 序曲「謝肉祭」
ドヴォルザーク ヴァイオリン協奏曲
スーク 交響曲第2番「アスラエル」
★★★★
用事があって仙台に行ったので聞きました。
前半はホールがあまりに響きすぎてびっくり!!
よくないホールだと思ったが後半はなれてきた。
松山冴花の演奏はあまり面白くなかった。米元響子ほどではないが
棒弾き感が否めない。
(去年聞いた、竹澤恭子氏がよすぎたのかも知れないが)
前半はともかく、後半だけで十分満足。
緊張感あふれる素晴らしい演奏でした。
こういう曲があって教えてくれてありがとう。いつかCDを買いたい。
ウクライナ国立バレエ 茨城県民文化センター
管弦楽 ウクライナ国立歌劇場管弦楽団
指揮 ヴォロディミル・コジュハル
チャイコフスキー くるみ割り人形
★★★
はじめてバレエって見ました。子供たくさんで
拍手も多く、マナーは悪かったのだと思うが、
地元の上、あまり期待してなかったので
十分楽しめた。
くるみ割り人形ってバレエがあってこその曲だという
当たり前のことにはじめて気づいた。
第1幕なんか感動しまくってました。
12月
レニングラード国立歌劇場管弦楽団 みなとみらい横浜
指揮 アナトーリー・リバルコ
ヴァイオリン カトリーヌ・マヌーキアン
ボロディン 「イーゴリ公」より「だったん人の踊り」
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」
東京交響楽団 東京芸術劇場
指揮大友直人
ヴァイオリン グレブ・ニキティン
ソプラノ 佐藤しのぶ
メゾソプラノ 加納悦子
テノール 市原多朗
バリトン 三原剛
合唱 東響コーラス(合唱指揮 安藤常光)
バッハ ヴァイオリン協奏曲第1番
ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱つき」
この日もはしごしました。
★★(★)
レニングラード国立は今年で3年連続鑑賞したことになります。
下手なオケって分かってるんだけど、B級グルメを楽しむようなスリルがある。
これを聞くだけのために上京はしないが、はしごなのでよしとする。
ボロディンから縦の線はあってないわ、オーボエのソロは下手だわ、でしたが
なんか迫力はあったなぁ。絶対、練習してない感じでした。
協奏曲はイマイチでしたが、
悲愴は何故かよかった。冒頭のファゴットは音が出ないか!という冷やりとする
シーンがあり下手だった。
けれど、全体的にはなぜか感動した。4楽章も本当によかった。
音楽はテクニック以外のなにかがあるのだと本当に思う。
来年はこの楽団のバレエでも見てみたいな。
★★★
うーん、大友直人氏の指揮は丹精でした。2楽章はよかったし。
ただ、3楽章から若干間延びした感は否めない。
合唱も弱かった。
熱狂の拍手の中、さっさと帰りました。
来年は読響の新国立歌劇場合唱団が聞きたい。
(テレビでも圧倒的にうまかった)
ことしはついに念願の1ヶ月に1回オケを聞くというペースを達成できました!!
これも独身のおかげ!!
独身のうちに楽しんでおこう!!
来年はいつまでこれが楽しめるやら。
今年の仕事も終わり、暇になったので楽器を練習。
こんなとき、昔からおもしろいと思うのが録音
ソロを録音するならよくあることだが私が楽しいと思うのは
オーケストラのパートの録音。
テンポが乱れたり、音程が悪いことはもちろん、
いかに強弱やアーティキュレーションが表現できてないかがわかる。
手元でさえそうなのだから、客席ではさらに平坦な音に聞こえることだろう。
この練習はなかなかおススメです。
最近、購入して便利だと思ったのが上記の商品。
音楽が聴ける、録音もできる上、その場でスピーカーで聞ける。
値段はアウトレットで4G、6000円で買った。
5年前から同社の商品を使っていたが
最近壊れたので購入。
5年前はこういった商品が普及してないせいで
1Gのを30000円ぐらいで買ったのに
時代は変わるものだ。
以前の型より動画は見れるしはるかに便利である。
しかも録音の音質がよくなっており、
以前の型より低音を拾ってくれたり、音われがしないのでありがたい。
さらに、ライン録音もできるので
テレビで気に入った音楽を簡単にCDにできるという利点もある。
まぁ、こういった商品はよくありますがおススメです。
http://www.iriver.jp/estore/details.php?2,31,1
最近、買ったCD
http://www.radio-zipangu.com/label/zip-0020/index.html
日本人奏者、溝入敬三氏のCD
溝入氏は
前作、「コントラバス劇場」「コントラバス颱風」にて
強烈な存在感を示している。
特に「コントラバス劇場」はこの世にコントラバスのCDが5種類しか残らないとしても
残しておきたいCDである。
さて、この「猫に小判」はコントラバスのCDというよりは
溝入氏の個展といった趣のCDなのでコントラバスが出てこない曲も多々ある。
全体的な感想としては、
前作の「コントラバス劇場」がよくできすぎていたため
ややパワーダウンの感は否めない。
特に1曲目のワイルの曲に歌詞をつけた「むなしい人間の努力の唄」は
コントラバスに対するアイロニーがあり、本来楽しい曲なのかもしれないが
前作に収録されていた、レアンドルの「タクシー」の二番煎じ感が否めない。
また、全体的に録音などの音響効果を多用しているのがいただけない。
確かに前作も多重録音の曲もあったが
もっと生々しい迫力があった。
今回は清潔すぎて空虚な感じが若干する。
だが、よい曲もある。
「悪魔とトロンボーン」
トロンボーンの吹き語り
ストラヴィンスキー「兵士の物語」に似てると思ったら、作中にそれを明かす台詞があった。
悪魔との勝負のくだりは大爆笑した。
「猫に小判」
やや台詞が聞き取りずらいがおもしろい
「怪盗キクノロ」
ちょっと笑いを狙いすぎかな。
落ちも読めてしまった。
「びわぼん」
いい曲と思いきや、4楽章までやや一本調子。もうちょい短くてもいいかも。
んーーあらためて列挙すると、
前作のような圧倒的パワーにはかけるなぁ。
前作は弾き語りの間にピアソラなどがあり
あきさせない工夫もあったが今回は
ちょっと気合が空回りしてると思う。
けれど、面白いので次回作を待つことにしたい。
うまいといわれている(?)ある中国人(?)のコントラバス奏者の動画を見て
あまりのつまらなさにがっかりした。
すさまじい超絶技巧で音もきれいなのに何一つ面白くない。
あぁいうのが絶賛されるようになると
いずれ、音楽は機械に乗っ取られそうな気がしてならない。
耳直しにゲーリーカーを聞くと
音程は怪しいがずっとずっとずっとおもしろい。
それは音楽がはみ出してるからなんだろうなぁ