専門家が見たら(見てるらしい!?)激怒必至!の
いやらしいアマチュアのコントラバスのCD批評が中心。
まぁ、だらだら続けていきます。
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オーディオ・モーツァルト・録画
どうでもいい話


ずいぶん前でもないけれど、年末にオーデォマニアの方と話したんです。
生涯に500万はオーディオにつぎ込んでいるらしい。

けれど、私、オーディオなんてまったく興味ないんです。
車で平気で音楽聴くし。
今、ゲーリーカーのレコードをパソコンに取り込んだやつを聴いているのだが、
ノイズはあるし、所々、音はゆがんでいるのだがまったく気にならない。
むしろ、いい演奏だなぁと思う。
ムラヴィンスキーのショスタコ7番の
あまりの音の古さもまったく気にならない。

オーディオマニアの方が言っていたこと。
「われわれ、オーディオマニアは臨場感を聞いてるんですよ。
 けれど、あなたはきっと演奏を聞いてるんですよ。」

なるほどなぁとおもった。
しかし、臨場感を求めるのであれば、
500万で生の演奏会をたくさん聴けばいいのではと
おもい質問したところ
「自分好みにセッティングするのが楽しいのです。
 たとえば、ヴァイオリンのこすれる音だとか、
 指揮者の足踏みの音だとか・・・」
まぁ、そういう趣味の人もいるのだろう。


先週、今年初めての演奏会もひと段落したので
今度は室内楽にいそしむ。
モーツァルトのファゴットとチェロのためのソナタを
1オクターブ下げて、2本のコントラバスで弾くという試みをする。
案外、やられていない思われる実験的な試み。
はてさてどうなるか。

演奏にあたってクラウス・シュトールと吉田秀氏のCDを聞いてみると
違いが多々ありおもしろかった。


これは珍しいことなんだが
今週は土日両方暇なのである。
HDDにたまっているクラシック番組でも消化するかと思いきや、
最古のものは去年の3月にとったやつなんですよ。
とったはいいが見る暇がないという典型。
今日、続けて2番組見たら流石に疲れた。
HDDに追われているとしか思えない。
しかし、12月にとったN響の第九なんか見る暇がないまま今日になったが
他の曲ならともかく第九をいまごろ見るのはいかがなものか・・・
これはクラシックがゴールデンタイムにやってないのが悪いんだ。
深夜のあんな時間までおきてられるか。
仮におきてたとしても、間違いなく途中で寝るね。
ゆえに録画するしかなくなるではないか。
するとHDDにどんどんたまるのだ。
こんな悩みを持つ人は他にもいるはずだ。
人間はいつの間にか機会に支配されているのかもしれない。それは言いすぎか。
よーし、明日は読響の田園をみるぞー(第九は・・・多分観ないな・・・)
| その他 | 23:19 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark | このページのトップへ
コントラバスの迷作曲家 G グリエール
この前の続き

名曲が生まれる条件を考えてみたとき、
名ソリストと大作曲家の友情は大切な条件であるといえよう。

ロストロポーヴィチ+プロコフィエフ 協奏交響曲
オイストラフ+ショスタコーヴィチ  ヴァイオリン協奏曲第1番
ヨアヒム+ブラームス        ヴァイオリン協奏曲 などなど・・・

まぁ、例外もたくさんあるが

レオポルトアウアー+チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
まぁ、結果的には名作が生まれるのにソリストが関係したからこの例もそうであるは言える。

さて、クーセヴィツキー、幸いにしてラフマニノフと会ったとさ
クーセヴィツキー+ラフマニノフ=ヴォカリーズ?
となるはずだったが惜しくも喧嘩別れをして歌曲になったらしい
ラフマニノフと仲良くしててくれれば
クーセヴィツキー+ラフマニノフ=コントラバスソナタも
あったかもしれないのだが・・・

クーセヴィツキーに名曲を書いてくれたのは
アメリカに亡命したラフマニノフではなく、
社会主義リアリズムの大家グリエールであった。
ただ、どの曲も名曲であるが・・・
異常に難しい・・・
ボッテシーニのソシレソシレどころの話じゃないのですよ・・・
まぁ、ボッテシーニも難しいが。

このグリエール。4つのコントラバスの小品を残していて、
リサイタルなどでは「4つの小品」として一度に演奏される。
しかし、これには違和感がある。
1曲目のプレリュードと2曲目のスケルツォは
3曲目の間奏曲、4曲目のタランテラより後年の作品なのに
一度に演奏していいものなのだろうか?
あるいはプレリュードとスケルツォは
間奏曲とタランテラを補完し、ひとつの大きな作品にするために作曲されたのか?
興味深いところである、
河原泰則氏は4つの小品のうちプレリュードだけを録音していない。
また、リサイタルで聞いたときもプレリュードは演奏しなかった。
彼のなにかしらの意図を感じる。


河原泰則盤はこちら。このCDのタランテラは1、2を争う名演奏。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=499582

まぁ、曲の構成はともかくとして4つの小品の中で圧倒的なのは
タランテラである。
超絶技巧だけでなく歌もあるから素晴らしい。
コントラバスオリジナルピースでは1,2を争う完成度の曲なのではないか。
ただ、この素晴らしい作品を
ただの超絶技巧としてしか弾かない演奏もある。
池松宏盤などにはそれを顕著に感じるのだが、
個人的にはこの曲の魅力は別なところにあると思う。

グリエールのタランテラのおススメはロロフセン盤とモートン盤かな。


ロロフセン盤 
一緒に収録されているピアノ伴奏によるクーセヴィツキーの協奏曲も素晴らしい。
あたたかい音色が特徴。


モートン盤
最近、i-tuneでダウンロードできるようになった。

残念ながらゲーリーカーはこの曲に向かないらしくイマイチ

タランテラを協奏曲にアレンジしたのはこのCD。ベタベタの編曲・・・イマイチかな。
どうせなら4曲とも編曲して「協奏曲」にしたらよかったのに。
| コントラバスの作曲家 | 21:25 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark | このページのトップへ
寝るつもりだったのだが驚いた
なんじゃこりゃ

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3514127

あのプレヴィンが書いたヴァイオリンとコントラバスのための協奏曲だと?
バレンボイムがボッテシーニのDVDだしたが
それに続く驚きだ!

このCD欲しいが

ムターの演奏って聴いてると
気持ち悪くなるんだよね・・・
この曲以外いらねぇがきいたみたい・・・
| コントラバスのCD | 22:17 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark | このページのトップへ
コントラバス迷作曲家シリーズ─。如〔瓦虜邏焚
一般的にGの作曲家が多いのかどうかは分からないが、
コントラバスにゆかりのある作曲家はGの頭文字が多かった。

・ゲーンス スケルツォ
ゲーリーカーのお得意のアンコールピースですね。

・ゴセック ガヴォット
松野茂氏の教本のF−durの練習のところで
練習曲として書かれていた。
実は私、シマンドル1巻ってもってないで松野茂氏の教本を使ってたのです。
結構隅々までやった。
シマンドルの冷たい感じよりいいのかなぁと思わなくない。
(今はシマンドル 檜山ノートなる明るい?シマンドルが売られている)
ゴセックとゲーンズは以下で聞ける
http://www.hmv.co.jp/Product/detail.asp?sku=60599


・グラナドス ゴイエスカスの間奏曲
なんか色々なCDにはいってますね

・ギュトラー グリーンスリーヴス変奏曲
無伴奏の曲。フランセ、ヅビンデン、フリーバ、ドラゴネッティとこれがあれば、
無理にバッハを弾く必要もないと思うんだが・・・

・グリーグ チェロソナタ
ゲリーカーがコントラバス協奏曲に編曲して世界中に笑われた?作品。
コントラバスによる演奏しか聴いたことなくて、初めてチェロによる演奏聴いたら
ゲリーカーはカットして演奏していたことをはじめてしってびっくりした。
原曲は深い深い曲なのである。
ただ、ゲーリーカーの演奏も個人的に好き。
初めて、ゲーリーカーを生で聞きに行ったとき、
最初に演奏されたのがこの曲の1楽章だったので思い出深い曲。
あのリサイタルは今思い出しても至福のときだった。
実はゲーリーカーは2回録音していて、
ピアノ伴奏で全曲 カセット
録音しているのだ。
この入手困難なカセットを私 持ってるんです。
今はカセットをCDにして楽しんでいる。自慢です。
コントラバス協奏曲に編曲されたCDは廃盤になってる可能性がって
入手困難なようだがi-tuneでダウンロードできたはず。
これがCD


さて、ここまで書いたがGの大物といえば、
当然グリエールである!が眠くなったんで寝ます・・・
続く(いつになるやら)
| コントラバスの作曲家 | 21:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
これはすごい!国宝級の動画だ!! ゲーリーカーのクーセヴィツキー
探せばあるものである。
この前、シュトライヒャー/N響による
ディッタースドルフの協奏曲(3楽章)の動画を見て感激したが
それを上回る、いや、これ以上すばらしい動画はないとも言いえる動画があった!

ゲーリーカーによるクーセヴィツキーのコントラバス協奏曲(しかも全楽章)

どうやら、最近(?)youtubeに投稿されたようである。

http://jp.youtube.com/watch?v=3nKpDxvba4M

これはすごいよ、
読響のクーセヴィツキーの動画が一時期話題になったが(なってない?)
それどころの話じゃない。
まさに神による神の演奏である。

3楽章は若干ミスがあるが
ゲーリーカーの偉大さを改めて実感。

いかにフルトークやら池松宏やらエトセトラが
チェロのような音色で音程完璧に弾こうと、
ゲーリーカーには絶対勝てない。
暴言かもしれないがこれは断言する。
ゲーリーカーのテクニックを超越する音楽こそが
真のコントラバスによる独奏である。

なんだか、昨今の完璧な演奏のCDを聞いても
「コントラバスソロはやっぱりチェロやヴァイオリンよりつまらない」
という結論しか導き出せない。
しかし、音程が悪かろうとゲーリーカーなら
「やはりコントラバスソロは最高だ!」といえるのだから
不思議なものだ。

とにかく必見の動画。
オケがへたくそなのが残念だが、
カーの演奏はすばらしい。

こんなことを書くのも下品ではあるが以下のようなこともハッキリとわかった。
・うぉー、こんな運指していたのか
・1楽章の中間部と3楽章の最後のほうの16部音符はこんな運弓をするのか!
(楽譜の運弓はやっぱりやってないのね。)
・すげぇ、いつでも駒よりで弾いてるぞ!
・1楽章の重音の後や3楽章の中間部はやはり楽譜を変更してるのか!

などなど・・・いろいろ分かります。
全人類、必見の動画であります。
| コントラバスの話 | 19:05 | comments(0) | trackbacks(4) | pookmark | このページのトップへ
コントラバス迷作曲家シリーズА。董,洒落なコントラバス
JUGEMテーマ:音楽


いきなり乱暴な結論で、勝手な結論であるのだが
私は2回以上レコーディングされている作品は
それなりに認知されている曲なのだと考える。

20世紀になって山のようにコントラバス協奏曲が作曲されたが
2回以上レコーディングされている曲は意外に少ないように感じる。

1、クーセヴィツキー コントラバス協奏曲
(これは19世紀の作品か?よくわかんないやっと思い
 調べてみると、1902年の作曲。ぎりぎり20世紀なのね。
 録音は10種類以上あるし、人気もあるのでこれはもはや
 コントラバス名曲殿堂に入っているといえる。)

まぁ、クーセヴィツキーは当然として他の作曲家に焦点を当てると、
私が知りうる限り、2回以上録音されているのは5種類ある。

2、ニーノロータ ディベルティメントコンチェルタンテ
まぁ、この曲は「協奏曲」と銘打ってないので反則かもしれないが
まぁ、名曲か。
名手トゥルンプによるピアノ伴奏版のCDや
シュトライヒャーのレンベックを受け継いだ(受け継いだよね?)
ニーダーハマーによるCDがある。
この2枚に加え、迷手ゲルトラインケのCDがあり(けっこういいよ)、
現在確認してるのは
この3種類であるがyoutubeにフルトークの演奏があったり、
認知度は高いものと考える。
(ペトラツキによる私家版があるらしいがそこまで流石に持ってない・・・
 個人的には奥田一夫氏のCDに入れて欲しかったんだなぁ。
 氏の演奏する、3,4楽章だけは聴いたことある。
 ご存知ですか、2,3年前に出た斉藤輝彦氏のボッテシーニ2番は
 日本人初レコーディングだったらしいですよ。
 あんな有名な曲が初レコーディングなんだから、
 日本の奏者の方々はコントラバス協奏曲のCDだせば、間違いなく
 初録音になりますよ。)

3、トゥビン コントラバス協奏曲
2種類あるが1種類はピアノ伴奏だから反則っちゃ反則かもしれない。
なかなかいい曲だと思うのだが、
コントラバスが大オーケストラと勝ち目のない戦いに挑むという
ある意味、悲壮感のある曲かもしれない。
(この曲こそ、リヒャルトシュトラウスの「ドンキホーテ」なのだ。笑)

4、ラウタヴァーラ コントラバス協奏曲「黄昏の天使」
かっこいいタイトルにだまされてはいけません。
生理的にだめなこの作曲家だが北欧におけるシベリウス以後の最大の巨匠らしい。
2種類の録音があり、そのうち1枚は
ベルリンフィルのだれだっけか・・・が録音している。

5、ラムジー クープランの主題によるディベルティメントコンチェルタンテ
これも「協奏曲」ではないね。
永島義男氏によるピアノ伴奏盤、
ゲーリーカーによるオーケストラ伴奏盤がある。
この曲の初演はゲーリーカー、小澤征爾指揮だったらしい。
ゲーリーカーによるは録音は名演。(小澤征爾指揮じゃないけど)
コントラバスの曲でエキサイトした数少ない録音なので
コントラバスファンは必ず聴くべし。

6、なんだかよーやく結論に辿り着いた。
この曲に関して今日は述べるつもりだったのね。
その名も

フランセ コントラバス協奏曲

2種類の録音が確認されているが
そのうち1種類はギュンタークラウス、岩城宏之指揮、フランクフルト放送交響楽団

なんて豪華な面子なのだ!
日本の巨匠、イワキがコントラバス協奏曲を相手にしてくれているだけで光栄だ。
そういや、ゲーリーカーのドヴォコンも朝比奈隆だったな。
大体、コントラバス協奏曲のCDのオケって得体が知れないところが多いが
(そうでもない?)こんな有名なオケが付き合ってくれるとは。
なんとブックレットには
往年の岩城宏之とギュンタークラウスがレコーディングしている写真もあるのだ!
この写真だけでもこのCDは買いですよ。

で、このフランセという作曲家はコントラバスの作品を結構書いている上、
割合、著名な作曲家らしい。
この前、木管楽器の知人がフランセについて話していて、
「おーこの作曲家はボッテシーニのような業界内有名人ではないのだな」と
思った。
コントラバスのFを代表する作曲家にふさわしいではないか。

他にどのような曲を書いているか。
・デュオディバロック
(コントラバスとハープによるデュオ)
・独奏コントラバスのための主題と変奏
(以前、楽譜屋で見かけてこの曲弾けたらかっこいいよ!と思って
 手に取ったが弾けそうにないのでやめた。
 コントラバス奏者よ、バッハを弾く前にこの愛すべき作品を
 弾いて欲しい。)
・モーツァルトニュールック
(管楽器アンサンブルをバックにした協奏曲)

作品の特徴を一言で言えばお洒落なのであります。
こんなお洒落な作品を書いてくれる作曲家がいたとはねぇ。
特に協奏曲はいい曲ですよ。一度は聞いて。
モーツァルトニュールックは録音が結構あるが、
「この曲は何が面白いのだ?」と思った。
しかし、この作品を録音しているのはピアノ伴奏ばかりなのだ。
本来の木管アンサンブル伴奏で聞いてみて欲しい。
こんなお洒落な作品があったのかと思う。
(以下のCD収録されている。独奏コントラバスのための主題と変奏も収録されている)





延々と書いているのだが、他にFの作曲家を述べて、筆をおくとする。

・フォーレ
編曲作品に多いのがフォーレ。
俺はこの作曲家好きじゃないからパス。
「夢のあとに」なんて吐き気がするね。(言いすぎ?)
こんな男にはなりたくないないねって思う。


ゲリーカーのCDには「夢のあとに」のほかにヒンデミットのソナタも入っているので
おススメ。有名な河原泰則盤は・・・
私、彼とは同郷でありながら相性が会わないのです。(爆弾発言)

・フランク
最近、神風特攻演奏として多いのが
フランクのヴァイオリンソナタ。
いや、確かにすごいよね。録音も結構あるし。
けど、どんなすばらしい録音を聞いても
直後にヴァイオリンによるオリジナルの演奏を聞いてしまっては・・・
これ以上書くのも空しいほどのハイリスクノーリターンな編曲。

流通量も多く、名演。

・フリーバ
忘れちゃいけないのがフリーバのオリジナル作品である
「古典的様式による組曲」
まぁ、バッハのパクリだね。
けど、オリジナル無伴奏作品である以上、
上記のフランセの作品も含め、コントラバス奏者には尊重して欲しい作品かもしれない。にもかかわらず、私は2種類しか録音持ってない。(もっとあるだろうけど)
| コントラバスの作曲家 | 21:12 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark | このページのトップへ
ようやく2008年を振り返る
世間では2009年が始動しているのだが
2008年を振り返ろうと思う。(もう初詣行ったけど)

2008年は嫌な歳だった!

いや、音楽活動的には相当充実してたんですよ。
本番なんか、7回もやったし。
オーケストラの生演奏も相当聴いた。数えて見たら11回。
(ベルリンフィルまで聞いたのよ)
地方に住んでいてこれは驚異的な金の使い方ですね。
室内楽も充実していて、夢の「鱒 4楽章」を弾いたのだ。
(はっきりいって己が下手だったので後悔しているのだが。)
その上、ボッテシーニの2番やエレジーも人前で弾いたのだ。
(これも本人の後悔をよそに好評だったのだ!)

まぁ、音楽が充実していたというのに、
充実していないことが多かった。
今年は大変革があるかもしれないが今のところ白紙なのだなぁ。

まず、聴いたオーケストラ。

十分満足した演奏会
11月 ベルリンフィル 田園
これで満足しないわけがない。
3月  大阪シンフォニカー交響楽団 エルガー ヴァイオリン協奏曲
竹澤恭子にやられた。完全にこの曲のファンになった。

まぁ、満足した演奏会
2月 モスクワソロイスツ 
バシュメットを聞いたよ すげぇな 諏訪内はおもしろくなかった
8月 読売日本交響楽団 三大交響曲
読響はうまい、ハズレがない。
8月 東京フィル ラフマニノフ パガニーニラプソディ+ラフ2
尾高の棒も小山実稚恵のピアノも満足したが東フィルの技量があまりにない。
11月 日本フィル 皇帝
ソリストがすばらしかった。クリスティーナ・オルティス

?な演奏会
7月 日本フィル プロコ ヴァイオリン2番 ショスタコ12番
どっちも嫌いじゃない曲なんだけどなぁ。ソリストのベルキンは好きだし。ただ、やたら
うっせぇなぁと聞いてて思ったし、迫力はあるが幼稚な感じもしたが
なんか考えさせられたからいい演奏なのかなぁ。いまだによく分からん。

そこそこな演奏会
7月 日本フィル ベートーヴェンP協4番 ドヴォ8
ソリストの河井尚子だっけか が下手。リズム感も悪かった。演出はうまかったが。

金返せと思った演奏会
9月 ロイヤルチェンバーオーケストラ のこぎり協奏曲
のこぎり協奏曲はまぁまぁだったがほかはあまりに下手。悪いがこの団体はアマチュアだと思う。
10月 北東ドイツフィル 皇帝 ベト7
フジコヘミングがソリストなんだが驚くほどへたくそ。こんなやつがのさばってていいのか?皇帝は間違いなく弾けてないぞ。

期待してなかった演奏会
12月 レニングラード国立歌劇場管弦楽団 第九
第九が聞きたかっただけ。別に期待してなかったし、この団体が下手なのも知ってたから怒りもわかない。指揮者ががんばっててそこそこおもしろかった。

来年への展望
,海譴阿蕕ぅーケストラが聞きたいがもうちょっと精選していいものを聞きたい。とりあえず3月のウィーン国立放送交響楽団が楽しみか。
▲蹈奪掘璽砲離妊絅、グリエールのデュオ、クーセヴィツキーの協奏曲 やりたいものはいつも多いがソロチューニングは興味がなくなってきた。
コントラバスのCDは・・・もうそろそろ飽和になってきたかなぁ。ニーダーハマーのCDもカプッツィの協奏曲のCDも手に入ったからなぁ。
| その他 | 23:10 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ