かなり遅いですがあけましておめでとうございます。 笑
コントラバスのCD照会をするブログなのですが飽きてきたので
今回からコントラバス作品を書いた(コントラバス作品に編曲された)作曲家を
アルファベット順に取り上げていきたい。
場合によってはCDのリンクも記す。
では、まず第1回目ということで「A」。
私の持っているCDの中ではAから始まる作曲家は4人しかいない。
その中でもっとも有名なのはアルビノーニだろう。
もちろん、アルビノーニはコントラバス作品を書いてはいない。(と思う。)
が、ゲイリーの弾く、アルビノーニのアダージョは名演である。
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HMVで購入可能 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1878616
もちろん一般的に言われるように
アルビノーニのアダージョはアルビノーニが書いたものではないらしいが、
まぁ、アルビノーニのアダージョはひとつの単語になっているといえる。
実はこの曲は思い入れがある。
初めて買ったコントラバスのCDのトラック1に収録されていた曲なのである。
と、いうことで本当にはじめてきいたコントラバスの曲なのである。
(実際、初めて買ったCDは上記の画像のものではなく、ゲイリーカーベストという
ベスト盤だったのだが現在は廃盤。
アルビノーニは上記のCDにもまったく同じ音源が収録されている。)
買ったのは多分16のとき。
少ない手持ちでCDを買い、
コントラバスのCDとはどんな音がするのかとどきどきしながら
aiwaのポータブルCDプレイヤー(死語)で再生した。
すると
これが、コントラバスの音なのか!
と驚愕していたら
オルガンの音だった・・・
しかし、その後のゲイリーの音には本当に驚愕した。
当時の私にとって、
音域の限界は開放弦Gの5度上のDかその上のEやFぐらいなもんだった。
なのにゲイリーはその2オクターブ上すらも弾いているのである。
当時の私は「ありえねぇ」と思うばかりで
どうやって演奏しているか想像もできなかった。
そう、あれはまさにカルチャーショックだった。
けれど、曲の長さのあまり
飽きてしまった。
クラシックの曲は小品といえど、初心者にとっては長すぎる・・・
今聞くと音程悪いと思わなくもないが
そんなものを超越する名演であることは間違いない。
ほかにもAで始まる作曲家としてオリジナル作品の「小協奏曲」をかいた
アントニウーがいる。面白い曲とはいえないので必ずしも聴く必要はないと思う。
amazonでは買えないがどこかでは買えると思う。