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吉田秀 夢
満を持してというべきか,
ついにNHK交響楽団首席奏者の吉田秀氏によるCDが出た。


氏は茂木大輔氏による企画CDでクーセヴィツキーの協奏曲を
1楽章だけ録音していたり,
同じくN響のチェリスト藤森氏とデュオのCDを出してはいるが
ソロのCDは初めてである。

日本人のソロCDというと
一昔前までは河原泰則盤ぐらいしかなかったが
最近では増えているように思う。
同じくN響の首席奏者だった池松氏の多数CD,
都響首席の山本氏も私家盤,
大阪(日本)センチュリーの故奥田氏の私家盤などなど
実に多彩である。
また近日中にセントラル愛知の奏者もCDも出すらしい。
文屋氏や斉藤輝彦氏,溝入敬三氏とは違い(語弊があるかもしれないが)
いわゆる「オーケストラ奏者」のCDが増えたのは嬉しいことだ。

私は吉田秀氏の演奏が好きである。

氏がオーケストラで引く姿はよくテレビで見るが
トレモロが実に美しい。
あの弓の軌道は見ていてうっとりしてしまう。
以前,「ベートーヴェン全曲演奏会」で
6台のコントラバスのうち氏の1台のみが
5弦であったが
ベト7ではじつにう豊かな5弦の低音が響いてきて
感動したものである。

さてCDの話。
曲目は
ボッテシーニの夢
シュペルガー コントラバス四重奏曲(フルート,ヴィオラ,チェロ)
ディッタースドルフ,ヴァンハルの協奏曲
といったコントラバスの名曲に加え
日本古謡の「さくらさくら」を収録するという
非常に聴きやすいもの。
協奏曲ではN響を主体とした面々が伴奏している。

日本人によるコントラバス協奏曲集が出たことは喜ばしいが
(ヴァンハル,ディッタースドルフの日本人録音は恐らく初。
 ちなみにボッテシーニの第2番は斉藤輝彦氏が邦人で初録音している。
 クーセヴィツキーの正規録音はまだないので
 邦人初録音は誰になるか楽しみである。)
反面「勇気ある挑戦だなぁ」と思ったのも事実。
なぜなら,日本を代表するオケの首席奏者が
録音したことは批判の的にもなりやすいではないか。
以前、「もっとコントラバス」で東フィルの岡本氏が
オケスタを録音したがそれに続く意欲的な挑戦。

音色はいかにもオケ奏者という落ち着いたものである。
演奏も実に誠実なもの。
特筆はディッタースドルフにグルーバーのカデンツァが
用いられていること。
シュトライヒャー以外では以外にも初のような気がする。
また,ヴァンハルの3楽章では伴奏が高サポートしており
じつにリズミカルな演奏になっている。
(3楽章にカデンツァのない版を使用しているのも珍しい)

ただ若干思うところもある。
ヴァンハル,シュペルガー・・・これらの曲目を見て
ふと思い出したのが
クラウス・トゥルンプのCD。
かなり前の録音である。
別にかぶっていても構わないのだが
最近ブログでも述べているように
時代はチェロソナタやピリオド回帰なのではないか。
ソロ調弦でヴァンハルやシュペルガーを演奏するというのは
「クラウス・トゥルンプ時代で停滞しているのではないか」
という思いが頭をよぎったことは否定できない。
別に比べるわけではないが
N響をやめてニュージーランドに移った池松氏の最新CDは
フランクのチェロソナタである。(未聴)
(ほかにも氏はラフマニノフ,ショパンも録音済み)
色々と考えさせられるのである。
恐ろしいことをしてしまったが
吉田氏のヴァンハルを聞いた直後に
トゥルンプの名盤を聴いてみた・・・

・・・(個人的には)トゥルンプのほうがいい


いいんですいいんです。
国内版でこのCDが出たことで
(トゥルンプも国内版あるけど)
ディッタースドルフ,ヴァンハルを好きになる人が増えれば
いいんじゃないですかねぇ。

今回も生意気なことを書きました。すいません。
一応,もう一回力説。

私は吉田秀氏のトレモロが好きである!!

終了
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