Sequel
2006.04.02 Sunday
ボッテシーニを考える 協奏曲第2番の調について
さて,前回の続きであるが
ボッテシーニの協奏曲第2番は本来,ロ短調である。
なのに,ステファノシャシャ氏のCDには「do minor」とかいてある。
「do minor」とはハ短調のことであろう。
しかもじつはシャシャ氏以外のCDの曲目の所にも
「c-moll」とかいてあるCDがある。(Michael Riber氏のCD)
何故こういうことが起こったのか?
とりあえず,ロ短調とかいてあるものと
ハ短調と書いてあるものを聞き比べてみた。
・・・・んっ半音ぐらいの違いだとよくわかんないなぁ・・・
テンポが遅い楽章なら聞き取りやすいだろうと言うことで
シュトライヒャーが弾く2楽章と
Michael Riber氏の2楽章を聞き比べる・・・
違うぞ!
私は耳がよい方ではないので自信はないが違う!!!
何故だ?ボッテシーニにも2種類のチューニングがあるのか?
ますますもって奥が深いぞ,ボッテシーニ!!
しかし,ボッテシーニにも2種類のチューニングがあるとは
初めて知った。
なぜだか知ってる方,いましたらコメント下さい。
さて,ついでにもう一つ。ボッテシーニの協奏曲第2番は
派手な序奏があるものとないものがある。
持っているCDを全部聞いてみると
序奏があるものが4種類ないものが4種類あった。
序奏がある方がかっこよくて個人的には好きである。
ボッテシーニの協奏曲第2番は本来,ロ短調である。
なのに,ステファノシャシャ氏のCDには「do minor」とかいてある。
「do minor」とはハ短調のことであろう。
しかもじつはシャシャ氏以外のCDの曲目の所にも
「c-moll」とかいてあるCDがある。(Michael Riber氏のCD)
何故こういうことが起こったのか?
とりあえず,ロ短調とかいてあるものと
ハ短調と書いてあるものを聞き比べてみた。
・・・・んっ半音ぐらいの違いだとよくわかんないなぁ・・・
テンポが遅い楽章なら聞き取りやすいだろうと言うことで
シュトライヒャーが弾く2楽章と
Michael Riber氏の2楽章を聞き比べる・・・
違うぞ!
私は耳がよい方ではないので自信はないが違う!!!
何故だ?ボッテシーニにも2種類のチューニングがあるのか?
ますますもって奥が深いぞ,ボッテシーニ!!
しかし,ボッテシーニにも2種類のチューニングがあるとは
初めて知った。
なぜだか知ってる方,いましたらコメント下さい。
さて,ついでにもう一つ。ボッテシーニの協奏曲第2番は
派手な序奏があるものとないものがある。
持っているCDを全部聞いてみると
序奏があるものが4種類ないものが4種類あった。
序奏がある方がかっこよくて個人的には好きである。
Comment
はじめまして!いつも勉強させていただきながら読んでいます。
調が違うのはコントラバスにはスコルラトゥーダ奏法ってのがありまして、半音高くチューニングすることによって音にきらびやかさを持たせる奏法なんです。なので恐らくシャシャ氏は個人的に勝手にh-mollの曲を半音上げて弾いたのだと思います。僕もこの曲いろんな版で弾きましたが、間違いなくc-mollの楽譜は出版されていません!
ちなみにヴァンハルのコンチェルトはD,Es,E−Durがあります。
調が違うのはコントラバスにはスコルラトゥーダ奏法ってのがありまして、半音高くチューニングすることによって音にきらびやかさを持たせる奏法なんです。なので恐らくシャシャ氏は個人的に勝手にh-mollの曲を半音上げて弾いたのだと思います。僕もこの曲いろんな版で弾きましたが、間違いなくc-mollの楽譜は出版されていません!
ちなみにヴァンハルのコンチェルトはD,Es,E−Durがあります。
| たかやま | 2006/04/03 4:04 AM |
コメントありがとうございます。
なるほど,初めて知りました。
勉強になりました。これからも
よろしくお願いいたします。
なるほど,初めて知りました。
勉強になりました。これからも
よろしくお願いいたします。
| 管理人 | 2006/04/03 9:54 PM |
こんにちは、いつも素晴らしいレビューをありがとうございます。
今さらですが、この記事のボッテジーニの協奏曲2番について。イタリア・パルマの図書館に、この曲の4種類の手書き譜が残っていますが、うち2つはハ単調(do minore)です。ボッテジーニは、「1音半」上げるスコルダトゥーラもやっていたようです。出版されているものでは、ベニスのカーニバル(フランス、BILLAUDOT版)に見られます。
今さらですが、この記事のボッテジーニの協奏曲2番について。イタリア・パルマの図書館に、この曲の4種類の手書き譜が残っていますが、うち2つはハ単調(do minore)です。ボッテジーニは、「1音半」上げるスコルダトゥーラもやっていたようです。出版されているものでは、ベニスのカーニバル(フランス、BILLAUDOT版)に見られます。
| mitsugu | 2012/11/30 11:10 PM |
古い記事にコメントいただきありがとうございました。
半ば放置のブログになりますが
また、いろいろとご教示ください。
半ば放置のブログになりますが
また、いろいろとご教示ください。
| 管理人 | 2012/12/28 2:52 PM |
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