専門家が見たら(見てるらしい!?)激怒必至!の
いやらしいアマチュアのコントラバスのCD批評が中心。
まぁ、だらだら続けていきます。
メジャーになりようがないアンダーグラウンドなブログ
RECOMMEND
バンド・オブ・ジプシーズ
バンド・オブ・ジプシーズ (JUGEMレビュー »)
タラフ・ドゥ・ハイドゥークス
これはすごいCD。クラシックばかり聞いてる場合じゃないと思った。
RECOMMEND
Virtuoso Double-Bass Concertos
Virtuoso Double-Bass Concertos (JUGEMレビュー »)
Domenico Dragonetti,Serge Koussevitzky,Niccolo Paganini,Gary Karr,Berlin Radio Symphony Orchestra
ゲーリーカーによる聖書的名演。
クーセヴィツキーの協奏曲は必聴。
RECOMMEND
Bottesini: Works For Double Bass [Australia]
Bottesini: Works For Double Bass [Australia] (JUGEMレビュー »)
Jörg Baumann,Giovanni Bottesini,Hans Stadlmair,Jésus López-Cobos,Ludwig Streicher,Klaus Stoll,Munich Chamber Orchestra,Berlin Radio Symphony Orchestra,Norman Shetler
シュトライヒャーによる
ボッテシーニの聖書的名演。
RECOMMEND
Bottesini: Musik fur kontrabass und strieichquintett
Bottesini: Musik fur kontrabass und strieichquintett (JUGEMレビュー »)
Giovanni Bottesini
私の最も好きな日本人奏者、
文屋充徳氏のボッテシーニ集。
弦楽五重奏による伴奏
RECOMMEND
Russian and French Music for Double Bass
Russian and French Music for Double Bass (JUGEMレビュー »)
Gabriel Faure,Alexander Glazunov,Reinhold Gliere,Serge Koussevitzky,Maurice Ravel,Camille Saint-Saens,Pyotr Il'yich Tchaikovsky,Hans Roelofsen,Edwin van den Berg
ロロフセンのCD。
グリエールの名曲が収録されている
特にタランテラは必聴。
超絶技巧だけではない歌がある。
RECOMMEND
Giovanni Bottesini: Works for double bass & strings
Giovanni Bottesini: Works for double bass & strings (JUGEMレビュー »)
Vincenzo Mariozzi,Giovanni Bottesini,Vittorio Antonellini,Massimo Giorgi,I Solisti Aquilani,Diego Conti
ヴァイオリンとコントラバスによる
パッショーネアモローザは必聴!!
RECOMMEND
Giovanni Bottesini: Double Bass Concerto
Giovanni Bottesini: Double Bass Concerto (JUGEMレビュー »)
Giovanni Bottesini,Boguslaw Furtok,Frankfurt Radio Symphony Orchestra
コントラバステクニックの最前線、
フルトークによる演奏。
ボッテシーニの協奏曲第1番と
パッショーネアモローザは
楽器の限界に挑むテンポで完奏!
RECOMMEND
コントラバス劇場
コントラバス劇場 (JUGEMレビュー »)
溝入敬三
コントラバスによる
新しい可能性を秘めた1枚。
「失敗」や「タクシー」などの
面白い曲だけでなく、
確かなテクニックと音楽性による
名演もバランスよく収録されている
RECOMMEND
ファンファーレ
ファンファーレ (JUGEMレビュー »)
advantage Lucy,アイコ,Lynne Hobday,石坂義晴,井上富雄,渡辺等,中村キタロー
初めての失恋を経験した
中学3年のときに聴いていたCD
今聞いても完成度が高いと思う。
弦楽器が伴奏に流れる「メトロ」が
好きだった。
当時から、クラシックを好きになる
素地はあったのかもしれない。
RECOMMEND
コントラバス教則本
コントラバス教則本 (JUGEMレビュー »)
松野 茂
なんとシマンデル1巻を

やったことがないという

もぐり奏者である

管理人が使っていた教本。

個人的にはとても愛着がある。
RECOMMEND
夜のかくれんぼ (新潮文庫)
夜のかくれんぼ (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
星 新一
小学5年生のときに読んで
読書に目覚めた1冊
RECOMMEND
三国志(8)(吉川英治歴史時代文庫 40)
三国志(8)(吉川英治歴史時代文庫 40) (JUGEMレビュー »)
吉川 英治
もう何十回読んだかわからない名作

日本人が愛する

「滅びの美学」がここにある。

本当の三国志はレッドクリフなんて

安いものではない
RECOMMEND
春秋戦国志 (上) (講談社文庫)
春秋戦国志 (上) (講談社文庫) (JUGEMレビュー »)
安能 務
私の大好きな歴史小説。
時代は必然的に流れるのである。
RECOMMEND
RECOMMEND
わたしが・棄てた・女
わたしが・棄てた・女 (JUGEMレビュー »)
遠藤 周作
自分が女の子を棄てた経験と
重なって胸が痛くなった一冊
RECOMMEND
PHILOSOMA
PHILOSOMA (JUGEMレビュー »)

生涯唯一ハマった
シューティングゲーム。
くそゲーと思いつつもはまっていた
当時はハードモードも
コンテニューなしでクリアーできた
SPONSORED LINKS
Profile
Search this site.
MOBILE
qrcode
Others
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark | このページのトップへ
Jean Marc Rollez コントラバス協奏曲集
 月一回の更新を目指していたのですが
5月はついにできませんでした。
まぁ、まだ6月も始めだから,5月分ということで。

さて最近は(比較的)新発売のCDを中心に紹介していたが
今回紹介するのは1979年録音というからかなり古い録音である。


突然だが、カップラーメンはラーメンではない。
ラーメンだと思って食べるとまずいが
カップラーメンだと思って食べればおいしいのである。
たまに「有名店の味!」とかいって
無駄に高いカップラーメンが売っていることがあるが
大体は大しておいしくない。
むしろシンプルなカップヌードルが
いかにもカップラーメンという味で
おいしかったりすることもあるのだ。

それと同じで
最近のコントラバスのCDは実に洗練されている。
勿論、テクニックの向上などには素晴らしいものが
あり本当にすばらしい演奏もある。
けれど聴く側としては時に
コントラバスのCDに
(たとえは悪いが)
カップラーメン的なB級を
求めるときもある。

そんな気分にぴったりの1枚。(けなしてるわけじゃなくて)
実に1世代前のコントラバスソロ(なんとなくわかりますよね)
といった感じでなぜだか落ち着く。
奏者の音色も実に個性的で鼻にかかった音である。
歌心満載のときやテクニックの問題で
オーケストラとずれずれのときもあるがまぁいいものだ。

収録曲
クーセヴィツキーの協奏曲
これで17種類目の音源となる。
オーケストレーションは
珍しくゲーリーカーのベルリン放送交響楽団版と同じ。
ティンパニーが壮大に入っている。
2楽章ラストはフラジオを用いない演奏。

情熱的な演奏。だがときに
オーケストラを置いていってしまうことも多い。
とくに3楽章でそれが顕著。
気分が高まりすぎたのだろう。
オケはモンテカルロフィルというオケです。

ボッテシーニの協奏曲第1番
第1番とは渋いが・・・
これは・・・
まぁ難曲ですからな。

Bogaterievの協奏曲
多数作られている20世紀のコントラバス協奏曲のひとつと言った所。
この曲が明らかに一番丁寧に録音されていて
演奏が最も素晴らしい。
1972年に作られた割には
聴きやすい近代の協奏曲といった感じ。

現代の水準と比べると
ちょっと・・・というところも多々あるが
何度も聴きたくなるのはなぜだろう。
| コントラバスのCD | 17:10 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
吉田秀 夢
満を持してというべきか,
ついにNHK交響楽団首席奏者の吉田秀氏によるCDが出た。


氏は茂木大輔氏による企画CDでクーセヴィツキーの協奏曲を
1楽章だけ録音していたり,
同じくN響のチェリスト藤森氏とデュオのCDを出してはいるが
ソロのCDは初めてである。

日本人のソロCDというと
一昔前までは河原泰則盤ぐらいしかなかったが
最近では増えているように思う。
同じくN響の首席奏者だった池松氏の多数CD,
都響首席の山本氏も私家盤,
大阪(日本)センチュリーの故奥田氏の私家盤などなど
実に多彩である。
また近日中にセントラル愛知の奏者もCDも出すらしい。
文屋氏や斉藤輝彦氏,溝入敬三氏とは違い(語弊があるかもしれないが)
いわゆる「オーケストラ奏者」のCDが増えたのは嬉しいことだ。

私は吉田秀氏の演奏が好きである。

氏がオーケストラで引く姿はよくテレビで見るが
トレモロが実に美しい。
あの弓の軌道は見ていてうっとりしてしまう。
以前,「ベートーヴェン全曲演奏会」で
6台のコントラバスのうち氏の1台のみが
5弦であったが
ベト7ではじつにう豊かな5弦の低音が響いてきて
感動したものである。

さてCDの話。
曲目は
ボッテシーニの夢
シュペルガー コントラバス四重奏曲(フルート,ヴィオラ,チェロ)
ディッタースドルフ,ヴァンハルの協奏曲
といったコントラバスの名曲に加え
日本古謡の「さくらさくら」を収録するという
非常に聴きやすいもの。
協奏曲ではN響を主体とした面々が伴奏している。

日本人によるコントラバス協奏曲集が出たことは喜ばしいが
(ヴァンハル,ディッタースドルフの日本人録音は恐らく初。
 ちなみにボッテシーニの第2番は斉藤輝彦氏が邦人で初録音している。
 クーセヴィツキーの正規録音はまだないので
 邦人初録音は誰になるか楽しみである。)
反面「勇気ある挑戦だなぁ」と思ったのも事実。
なぜなら,日本を代表するオケの首席奏者が
録音したことは批判の的にもなりやすいではないか。
以前、「もっとコントラバス」で東フィルの岡本氏が
オケスタを録音したがそれに続く意欲的な挑戦。

音色はいかにもオケ奏者という落ち着いたものである。
演奏も実に誠実なもの。
特筆はディッタースドルフにグルーバーのカデンツァが
用いられていること。
シュトライヒャー以外では以外にも初のような気がする。
また,ヴァンハルの3楽章では伴奏が高サポートしており
じつにリズミカルな演奏になっている。
(3楽章にカデンツァのない版を使用しているのも珍しい)

ただ若干思うところもある。
ヴァンハル,シュペルガー・・・これらの曲目を見て
ふと思い出したのが
クラウス・トゥルンプのCD。
かなり前の録音である。
別にかぶっていても構わないのだが
最近ブログでも述べているように
時代はチェロソナタやピリオド回帰なのではないか。
ソロ調弦でヴァンハルやシュペルガーを演奏するというのは
「クラウス・トゥルンプ時代で停滞しているのではないか」
という思いが頭をよぎったことは否定できない。
別に比べるわけではないが
N響をやめてニュージーランドに移った池松氏の最新CDは
フランクのチェロソナタである。(未聴)
(ほかにも氏はラフマニノフ,ショパンも録音済み)
色々と考えさせられるのである。
恐ろしいことをしてしまったが
吉田氏のヴァンハルを聞いた直後に
トゥルンプの名盤を聴いてみた・・・

・・・(個人的には)トゥルンプのほうがいい


いいんですいいんです。
国内版でこのCDが出たことで
(トゥルンプも国内版あるけど)
ディッタースドルフ,ヴァンハルを好きになる人が増えれば
いいんじゃないですかねぇ。

今回も生意気なことを書きました。すいません。
一応,もう一回力説。

私は吉田秀氏のトレモロが好きである!!

終了
| コントラバスのCD | 18:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
R・ストーティン ボッテシーニの作品集
 月に1回CDを紹介!と宣言しつつ
今月はぎりぎりセーフ さぁ、1年間宣言を守れるか。

HMVで買えます。

このCD、なんだかよく流通しているようでよく見かける。
値段が高い SACDハイブリッドだから仕方ないのか?

収録曲は
グランデュオ,清教徒の主題によるデュオコンチェルトなどの
協奏的作品に加え(オーケストラ伴奏)
アラメンデルスゾーンやカプリッチョディブラブーラが
文屋氏のCDと同じく弦楽五重奏バックで収録されている。
(他にもピアノ伴奏で歌とからむ曲も収録)


先月。先々月とピリオド回帰について語っていったわけだが
このCDはその対極にある存在だといっていいだろう。
聞きなれたグランデュオではオクターブ変えるなど
飽きない?(邪道?)工夫をしている。

一言で言えばとにかく上手い。
指が回りまくっている。
超絶テクニックである。
現在の第一線の奏者にとってはボッテシーニなど
朝飯前なのかもしれない。
まぁ、そうなればチェロソナタやウィーン調弦に
向かうというのも納得である。
アラメンデルスゾーンのコーダのテンポは
他盤と厳密に比べたわけではないが
最速かも知れない。
また、「清教徒」では曲の面白さが
初めて分かるような華麗な演奏。
どちらかといえばデュオコンチェルトの中で
取り上げられることが少ない
清教徒だがカラフルで素晴らしい曲であると再認識。

以前紹介したボッテシーニのピリオドCDでは
「超絶技巧だけでない歌」を売り文句にしていたが
案外、これぐらい華麗に弾きこなすことこそ、
逆説的ではあるが,原曲から離れても
Bottesiniの本意に近いのかもしれない。

まぁ、難を言うと超絶技巧をこれでもか!と詰め込んでいるので
聴いていて疲れる。
また、伴奏等もじつに主張が強く、
これまた聴いていて疲れる。

先ほどとは矛盾するが
超絶技巧に走りすぎたために
Bottesiniの魅力を損なっているともいえる。

超絶技巧と歌心・・・
ボッテシーニを考える上で
興味深いCDではある。
| コントラバスのCD | 18:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
Edicson Ruiz ウィーン調弦による協奏曲集第2弾!
 今月もなんとか更新。
今年は月に1枚更新を目指します。

エディクソンルイスのウィーン調弦による協奏曲集第2弾!!


彼のHPは非常に充実してるんですね。
youtubeにもたくさん演奏がある。CD時代の危機ですなぁ。
http://www.edicsonruiz.com/


さて,第1弾ではディッタースドルフ第1番、ホフマイスター第2番、
ヴァンハルを録音したが今回は
シュペルガー、ホフマイスター第2番、ツィマーマン、
ディッタースドルフ第2番!を録音。
ディッタースドルフ以外すべてニ長調という強気の選曲。
指揮はクリスチャンバスケス。
たしか、来期、東フィルに客演する
期待の新星。

シュペルガーは(第1楽章の序奏がなぜか異なるが)、
すでに録音のあるZsolt Fejervariと同じ協奏曲。

ホフマイスター第2番って多分初録音。
第3番をウィーン調弦で録音しているダヴィッドシンクレアと
合わせるとこれでホフマイスターの協奏曲は3曲とも
ウィーン調弦で聞けるわけです。

ツィマーマンはLPにポシュタの録音があるらしいが
CDではRadoslav Sasinaに続く2種類目。

なんといっても目玉はディッタースドルフ第2番でしょう。
ついに来ましたか。

さいきんのコントラバスの録音って
二つの道があると思う。
.船Д蹈愁淵燭悗猟戦(フランク、ブラームスなど)
原点回帰(ウィーン調弦、前回のボッテシーニも広義ではこうなるか。)
まぁ、このベクトルについては考えるところもあるが
あえてスルー。

さて、内容。
ウィーン調弦を最大限に生かした、
素早い重音が特徴的。
共鳴弦が所々なるところがいかにもいかにも。
これらの作品がいかにウィーン調弦に有利にかかれているかがわかる。
いままでのコントラバスの録音に比べると
超絶技巧のように聞こえ、聞き栄えはするが、
もはや(現在の)コントラバスとは別な楽器なのかもという感も
拭えない。
全部、ニ長調というのは聞いていて正直飽きてくるが
おもしろい録音である。コントラバス独奏がこんなにもききばえするとは。

特筆したいのは
ツィマーマン!Radoslav Sasinaによる演奏とは
もはや別な曲である(テンポが速いため)
正直退屈な第1楽章がこれほどエキサイトに聞こえ、
所々(大分違うが)ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を
おもわせる貫禄のある曲だということが分かった。
やはりこの曲はウィーン調弦のものであると思った。

そしてやはりディッタースドルフ。
聞きなれた重音もぜんぜん違う印象になります。
チチワノク盤でも聞こえるオリジナルヴァージョン。
ディッタースドルフは絶対こちらのほうがいい。
(1楽章の展開部や3楽章が全体的に違う)
3楽章はウィーン調弦の長所を発揮し、
こんなにもえきさいとな曲だったか!と再認識!!
カデンツァはおそらくシュペルガーに準じたものである。

やはり結論は
ウィーン調弦の曲は
ウィーン調弦で演奏されるべきである!

余談
ダヴィッドシンクレアとエディクソ・ルイスによって
これでウィーン調弦によるメジャーな協奏曲は演奏は大体そろったか??

ディッタースドルフ(2曲)
ヴァンハル
コジェルフ(協奏交響曲)
ピフル
ホフマイスター(3曲)

これからはシュペルガーの埋もれた協奏曲や
やはりモーツァルトのバスアリアを
ウィーン調弦で録音して欲しい。
| コントラバスのCD | 21:04 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
ピリオド楽器を用いたBottesini
 今年は本分に立ち返り少しでも
コントラバスのCDを紹介していくぞ!
(月1回が目標!)

第1弾はピリオド楽器で弾かれた
BottesiniのCD

HMVで購入可能


これは素晴らしい着眼点だと思う。
ボッテシーニは山のようにCDがあるが
ピリオドをやるとはね。
とくにピアノフォルテが素朴な音を奏でているせいか
相対的に3弦コントラバスの音量が大きく感じる。
4弦コントラバスとの差異は
正直,分からなかった部分もあるが
こういった独自のセンスを持った
CDは重宝されるべき。
(いいオーディオなら分かるのかな?
 ラジカセでは・・・笑)

「我が心は虚ろになりて」変奏曲の
冒頭に歌が入っているヴァージョンって
子これしかない気がする。
これがオリジナルなのか?

買うなら、競った日本語解説版を
お勧めします。
かなり読み応えのある解説で
ボッテシーニの出身地に関する記述等は面白い。
また,歌曲の対訳も付いているのがよい。
資料的にもお勧めです。
| コントラバスのCD | 19:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
おもいしろい?異端な?吹奏楽伴奏のクーセヴィツキー協奏曲
 先日、図書館に行ってCDを物色していたら
偶然面白いものを発見。



まぁ,多分上手な高校(よく知らないが)の
吹奏楽のCDである。
吹奏楽からはめっきり遠ざかっているので
さして興味はないのだが
その中に不思議な曲目を発見。

クーセヴィツキー コントラバス協奏曲

何!言うことで俄然興味が沸いてきた。
どうやら吹奏楽編曲版の模様。
2、3楽章のみの演奏である。
ソリストは札幌交響楽団の方のようだ。

さて、聴いてみるとこの曲は
コントラバスの独白が中心なので
吹奏楽伴奏でも違和感が少ないなと思った。
ソリストも速いテンポだとは思ったが
かなりいい感じ。(後半ばててる感じがしたが)
ライブだということを鑑みれば素晴らしい演奏である。

ただ、やはりところどころヴァイオリンが旋律のところで
クラリネットがくるのは
(吹奏楽に慣れていないせいか)興ざめであった。
弦の刻みをクラリネットが必死に八分音符で拭いてるのは
悪いがこれに関してはギャグである。
しかし、所々にでるオーボエのオブリガードは
高校生とは思えぬ上手さで驚いた。

ただ、意外に思ったことは
管だけの伴奏だと
唯一弦であるコントラバスの音色が引き立つのである。
無論,それは編成をかなり刈り込んでいるおかげでもあるのだが。
(低音は吹奏楽定番のベースであるテューバはなかったのではないか)
管楽器と独奏コントラバスによる演奏は
かなり室内楽的な感じで好感が持てた。
思い出したのは
ヴァイルのヴァイオリン協奏曲。
確かあれも吹奏楽による伴奏である。
(もっとも低声部には弦が入っているが)

案外,管楽器伴奏によるコントラバス協奏曲も
面白いかもしれない。
面白いものを聴けた。

ただ、CDに入っている吹奏楽曲の大迫力に比して
室内楽的編成のコントラバス協奏曲は
どのような風にお客に受け入れられたのだろうか?
| コントラバスのCD | 21:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
ゲーリーカー ブラウンソフトシュー
仕事が暇になったので更新


http://www.hmv.co.jp/artist_Contrabass-Classical_000000000057590/item_%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%80%80%E3%82%B2%E3%83%AA%E2%88%92%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC_1929394

結構前に買ったCD。
買った動機は車の中でデートなどで使える
おしゃれなBGMを用意したいと思ったから。

ジャズは聴きたいと思うのだが
何から聴いていいか分からないので
とりあえずゲーリーカー。
ジャズとしてはおそらくというか絶対異端。

聴いた結果・・・

ゲーリーカーが能弁すぎて,

BGMには適さない。

ついつい音楽を聞き入ってしまい
デートBGMとしては×だが
演奏はいつものゲーリーカー節で素晴らしかった。
スローテンポの曲が多いので
若干間延びする嫌いはあるが。


ここからフィクション(ということにして欲しい)
(特に問題はありませんが一部伏字を使用しています。)

私の妻(まだ婚約者だが 秒読みである)は
某役〇に勤めているのだが
選〇業務を担当した日があった。

〇挙会場でなにかBGMを流していいことになり
あまりうるさいのは問題なので選んだCDが
なんとコレだったらしい。

ゲーリーカー

日本の〇挙会場に

デビュー!!

有〇者の反応はどんなもんだったのだろう 笑
| コントラバスのCD | 20:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
文屋充徳 メモリー 無伴奏コントラバスCD




HMVで購入可能。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/4961897

今年初めての更新らしい。
しかもコントラバスのCDの話題は半年振りぐらいかと・・・

最近は日本人奏者のCDが多数リリースされました。
九州交響楽団の深澤氏のCD、
東京都交響楽団の山本氏のCD、
そしてこの文屋氏のCD。
 
全部購入いたしましたが、
まぁ、贔屓目もあるが文屋氏このCDが一番感銘を受けたかな。
(山本氏のCDもよかったのでそのうち書きたい。)

不思議なジャケットの由来はプログラムノートに書かれていますので
(日本語訳もあるのだ)
ここでは省略するが
ジャケットに負けず、不思議なCDである。
全曲無伴奏。しかもオリジナル作品。
バッハの無伴奏チェロならそういうCDもあったが
全曲オリジナルとなると初めてではないだろうか。
ジャケットの裏にCDの推薦コメントがあるが
クラウス・シュトールとギュンター・クラウスの名が!!
やはりすごいな文屋氏は。(完全に権威主義に負けてますが)

さて、内容は

深い!!

の一言に尽きるやも知れぬ。

1曲目はショスタコーヴィチの弟子のレヴィティンという作曲家の作品。
弟子という先入観もあったせいか確かに語法は似ているかもしれない。
無伴奏でかくも表現ができるのかと。
アイロニーが弱いのはやはり弟子ゆえか。

個人的には2曲目のクレーベという作曲家の作品が
1番に印象に残った。弱音の重音が延々と続くところは
たしかにコントラバスにしか出来ない表現と思う。
実に深い作品。

ここでプログラムの妙。
おなじみのフリーバの古典的組曲が挿入され、
若干リラックスできる。
コントラバスの無伴奏はやはりずっと聴くにはあきやすい一面もあるので
この曲のの配列は素晴らしいと思った。

フリーバをはさんで後半は雰囲気ががらりと変わる。

ガイドシュという作曲家。典型的なヴィルトゥオーゾピース。
華麗に弾ききる文屋氏に拍手。
そして最後はアルバムのタイトルとなった「メモリー」。
これも特殊奏法を交えながらイケイケの作品である。

このCDは
深い作品 →フリーバ →ヴィルトゥオーゾピース
という構成になっており
実にうまい配列だと思う。
(前半の曲も難しいテクニックは相当使っていますが)

そしてどの曲も本当に上手い。作品の魅力を伝えられている。
案外、コントラバスではこれが難しい。
一度聴いてみてください。

以下戯言
コントラバスによるチェロソナタのCDが多くリースされている中で
オリジナル作品にこだわったのは
なかなか気骨あるCDだと思った。

散々褒めまくって最後に悪口

このCD、フリーバ以外は世界初録音と書いてあるが、
レヴィティンの作品は

アザルヒンが録音しております
(アザルヒンの芸術2 というやつ
 このCDもなかんかいいのですがまだ紹介してないですね。)

CD会社さん、コレクターをなめちゃいけません。
こういう間違いは結構あって、
ヤルダーニがボッテシーニの「華麗なる協奏曲」
(コンチェルト ディ ブラヴーラ)を
録音したときも世界初と書いてあったが
すでにマリオ・リチウディが録音していた。

| コントラバスのCD | 21:19 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
Forays −Butterfieldによる編曲ものCD−

 http://www.hmv.co.jp/product/detail/4164540
HMVで購入可能。

HMVではなぜかファゴット奏者になっているが
間違いなくコントラバス奏者です。(笑)

曲目は
フランク ヴァイオリンソナタ
ヴォーン・ウィリアムズ イギリス民謡による6つの習作
(原曲 クラリネット?)
シューベルト アルペジョーネソナタ

見ての通りのアレンジものばかりの内容です。
ヴォーンウィリアムズ目当てで買いました。
この曲がコントラバスで正規に録音されたのは初めてではないだろうか?
ゲーリーカーが数年前のリサイタルで取り上げていたのを
生で聞いて以来この曲のファンになった。
そのリサイタルはFMで放送された。
録音に失敗した私はホワイトノイズだらけになってしまったのだが、
いまだにこの曲はノイズの中からよく聴いている。

これはかなりの名盤かもしれない。

どの曲も実に完成度も高いし、ピアニストの歌心も実に気に入った。
奏者は若干鼻が詰まったような独特の音で好みではないが気に入った。
多分、細めの弦でフレンチ弓という利点を大分生かしているのだろう。
ピチカートへの持ち替えも流石に素早く、
全体的に音の軽さを出していることに成功している。
そういってしまうとチェロ回帰のようにも感じるがそうではなく、
音はコントラバスの特徴を生かし伸びやかで呼吸感たっぷり。
(深みではなく伸びやかさが聞いていて爽快)
アルペジョーネソナタを余裕で完奏している。
このアルペジョーネは相当完成度が高い。

フランクのソナタでも1楽章から歌心を見せ付けており、
実におしゃれな演奏。エスプリというのはこのことか。
2楽章はやはりテクニック的に苦しく、高音域もきつさも感じるが
(土台、この曲をコントラバスで弾くには今尚やはり無理がある。)
強弱の変化やピアニストとのアンサンブルは見事。
4楽章では曲の持ち味を存分に表現している。

イギリス民謡は好みの演奏ではないが
(ゲーリーカーの濃い表現になれてしまった性だとは思うが)
全曲を見通した設計は見事である。

興味深いのはどちらかというと軽やかな演奏にもかかわらず
lowEへの執着があるらしく、
ソロ調弦であるにもかかわらずlowEがイギリス民謡とアルペジョーネで見られる。

正直、この手の奏者の演奏は好きではないのだが
ここまで鮮やかだと実に見事である。
このCDは名盤だと思う。
| コントラバスのCD | 22:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
エディクソン・ルイス ウィーン調弦による古典派コントラバス協奏曲集

久々にでたヴァンハルの協奏曲。
しかも、奏者はベルリンフィルでウィーン調弦とあれば
期待しないほうがおかしいといえる。
最近出たコントラバスのCDでホットなCDといえるだろう。



HMVで購入可能
 http://www.hmv.co.jp/product/detail/3984083

収録曲は
ヴァンハル、ホフマイスターの1番、ディッタースドルフの1番の協奏曲

早速だが文句から。以下メーカーからの案内。

ここでソリストを務めるエディクソン・ルイスは1985年ベネズエラのカラカス生まれ、11歳で初めてコントラバスを手に取り、めきめきとその才能をあらわしました。エル・システマで学び、17歳でベルリン・フィルに入団。南米人として初めての同楽団メンバーの上、オーケストラ史上最年少での入団でした。
 コントラバス協奏曲の代名詞的存在ともいえるヴァンハルの協奏曲のほか、ヴァイオリンのために書かれた協奏曲でも自在に飛翔する音楽性はまばゆいほどです。シモン・ボリバルの爽やかな伴奏が彩りを添えています。(キングインターナショナル)
※下線筆者

この案内を見て、ヴァイオリンのための曲?
ホフマイスターとディッタースドルフが?と思った。
あれって、ヴァイオリンの編曲なの?という疑心暗鬼の思いになったが
商品が届いてみると

「Violone」協奏曲と書いてある。

これってヴィオローネじゃないの?

もしそうならメーカーの案内は間違っていることになるが・・・
(違ったらすいません)
もし、私が言うようにヴィオローネ協奏曲だとすれば、
ヴァンハルの協奏曲のみをコントラバスと表記し、
他をヴィオローネと表記したのは
含蓄がありそうで興味深い。

まぁ、名称はともかくとして内容。
ディッタースドルフ1番は文句なく推薦盤となった。
ディッタースドルフの1番は2番に比べると録音が少なく、
他にあるCDがチチワノク盤とポシュタ盤しかないのだが
一番癖のない安定した演奏といえる。
こうやって聴くとテンテコテンテンテンーンの
2番にはない魅力が1番にはありますね。

ヴァンハルに関しては全体的にはウィーン調弦であることの
運動性は感じるが
David Sinclair盤で受けた衝撃が強くウィーン調弦に対する
新鮮味を感じなかった。しかし、圧倒的にテンポの速い部分でも
テクニックに余裕がありすぎる演奏になっていてすごい。
それが却って地味な印象を受けるのだがそれこそうまい証なのかもしれない。

ホフマイスターの協奏曲1番もこれで3種類目かな。
こちらは2楽章にオブリガードヴァイオリンが入っている!!
ギュタークラウス盤には入っていないのでうれしいことである。
ただ、オブリガードヴァイオリンが入ったことにより若干
コントラバスの分が悪く、
コントラバスは高音域の音の伸びやかさに若干欠けることに気がつかされた。
楽器の性能の問題もあるが
ヴァンハルの2楽章でも同様なことがいえので奏者の特徴かもしれない。
(大分、高い音域を用いているため音程が怪しいためかもしれない)
ヴァイオリンを入れなかったギュンタークラウスの判断は
ある意味では賢明だったか??

まだ若い奏者ということで今後、要注目か。
是非、ディッタースドルフ2番のウィーン調弦での録音を期待したい。

| コントラバスのCD | 22:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ